足立区でのご葬儀でお線香の火を絶やしてしまった。
足立区でご葬儀のお手伝いをした時に、おばあちゃんから
『お線香の火を絶やしてしまった』と気を落とされた声で
電話がありました。
以前にも同じ、ご質問をお受けしたことがございます。
やはり、“寝ずの番”というイメージがお葬式にはあるようで
その中の1つとして、『線香絶やさず』という言葉を知っている方も
多いようです。
以前、お話させていただきました時には、
お坊さんからお聞きした、
『昔は、ドライアイスのようなものが無かった時代は
におい消しとしての意味があった』というお話をお伝えしました。
今回ももちろん、このお話はさせていただきましたが、
そもそもご自宅にご安置できない方もいらっしゃいます。
このあたりでいうと、四ツ木斎場や町屋斎場、谷塚斎場などの
斎場の霊安室に保管をお願いするときには、そもそもお線香や
ロウソクの火は使用することができません。
そうなると、そこにご安置する方は道に迷うことを前提に
保管をお願いしていることになります。それは、あまりにも
理不尽ですよね?
お線香の煙やロウソクの炎が、故人様の行く先を照らしたり
道しるべとなると言われますが、先日申しあげた“供養の気持ち”
というものが何よりだと思います。
お浄土や天国などは、もちろん目に見えない世界であり、
そこに向かう魂というものも目に見えないものです。
そう考えると、やはり目に見えない
“想い”
というものが全てだと思います。
ここまで気落ちするほど想っていらっしゃるおばあちゃんの
想いが届かずに、線香を絶やしてしまったということだけが
届いてしまうようなはずはないと信じたいところですよね。
そういったお話もさせていただきました。
すると、納棺式の当日に私が準備をしていると
おばあちゃんが寄ってきてくれて、
『今朝方、おとうさんがわざわざ来てくれたのよ。ニコニコしながら
ガッツポーズを見せてくれたの』
といってくれました。
おじいちゃんは、昔は柔道をやられていたらしく
グリコのマークのようだとよく言われたそうです。
その頃の、筋骨隆々の姿でガッツポーズ。
おばあちゃんは本当に安心された様子でした。
我々、葬儀社もその目に見えないものを前提に
ご葬儀をお手伝いしている部分が大きいと思います。
私たちには、故人様の魂を導く力はありませんが、
その分、残されたご家族のお気持ちが少しでも和らぐように
一緒に考えたりお力になることはできると思います。
コロナ禍・・・
こんな時代だからこそ、“ご縁”と“想い”を大切に
東京自宅葬儀社 燈にしかできないご葬儀をお手伝いさせて
いただきます。
今回も最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。
このご縁に心から“感謝”です。