足立区で何もしない葬儀をご希望された方

葬儀プラン

病院からご自宅に搬送することが決まり、故人様がいつも

お休みになっていた場所にお布団を敷いてご安置をさせて

いただきました。

 

お打ち合わせを始めさせていただき、まずはどんなご葬儀に

されたいかを一緒に考えさせていただきました。

 

 

すると、息子様から

何もしない葬儀じゃだめですか?』と言われました。

 

 

 

もとろん、弊社の答えは

『何の問題もありません。ご家族の皆様の望むようにお手伝い

させていただきます』です。

 

 

そこで、何もしないということがどういうことなのかを

色々とお聞かせいただきました。

 

 

すると、8年ほど前にお爺様を亡くされたときに

後から後からいろいろなものを葬儀社に追加されて、とても

嫌な思いをされたそうです。

 

 

ご意向としては、普段通りの生活の中から特別なことはせずに

送り出しいということでした。

 

 

そして、特に信仰している宗教などもないので宗教的な儀式も

なしで送らせていただくことになりました。

 

 

ただ、お線香だけはあげたいということでしたので

枕飾りの準備をさせていただいていると、

『父は、将棋がとても強かったんです』というお話を聞かせて

いただきました。

 

 

そこで、枕飾りの隣には将棋盤をご用意して駒も並べて

置かせていただき、大好きだったというビールやおつまみも

たくさん飾っていただき本当に素敵な雰囲気になりました。

 

 

そして、お好きだったという長渕剛さんの音楽を

ずっと流しておりました。

 

 

何もしない葬儀・・・というものが、当たり前の生活の中から

送り出す本当にあたたかいご葬儀でした。

 

 

息子様は、

『葬儀って特別である必要ありますか?』とも仰っておりました。

 

 

人それぞれ考え方は違うと思いますが、

将棋盤に駒を並べて置いてあること、その周りにはビールやおつまみ。

 

 

そして、

 

巡恋歌、順子、俺らの家まで・・・など長渕さんの若いころの

素敵な曲が流れ続けている空間は、このご家族には当たり前でも

他の人からみれば、特別そのものでした。

 

 

旅支度をした時には、

『親父はこれを着て、よく買い物に行ってたから』と言って

ちゃんちゃんこを最後にかけてあげていました。

 

 

お見送りの日の前夜は、いつも通りのお母さまの夕飯を召し上がった

そうです。故人様が大好きだったという、お母さまの煮物に焼き魚、

そしてビール。

 

 

いつもの当たり前のなかで時間を過ごせたことがすごく嬉しかった

と言ってくださいました。

 

 

 

何が正解なのかということは、決めることはできないと思いますが

ご家族の皆様が満足してくださること。そして、思い残すことが

ないようにお時間を過ごすことができれば、良いと思います。

 

 

幸せな葬儀=何もしない葬儀ではないけど、

何もしない葬儀=幸せな葬儀だよ!と息子様から

言っていただけました。

 

 

今回も最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。

このご縁に心から“感謝”です。

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