自宅でのお看取り。そして、自宅葬

自宅葬

最期の時を自宅で迎えるとお決めになったお父様。ご自宅でのお看取りの後、ご連絡を頂き家族葬をお手伝いさせていただきました。

 

4年ほど前のお話です。

 

在宅療養に決めたのはちょうど1年前だったそうです。一家の大黒柱のお父様が余命宣告をされ、家族全員の頭が真っ白になったそうです。

『もって、3ヶ月。いつ、その時が来てもおかしくない状況です。』

 

 

そう伝えられたそうです。

 

 

『最期は何としても、我が家で迎えたい!』

それが、お父様の希望だったそうです。

 

 

余命宣告を受けた日から、

『3ヶ月なんかで死んでたまるか!』

というのがお父様の口癖になっていたそうです。そして、生きているうちにやり残しを少しでも減らす!という目標を掲げ、奥様、ご長男様、ご長女様と一緒に話し合い、やることをリストアップしたそうです。

 

*お孫さまとお庭でテント遊び

*奥様と劇団四季のミュージカルを見に行くなどなど、細々としたものを合わせると50個以上になったそうです。

 

『お陰で、余命宣告から半年経った時が一番元気だったのよ』

と奥様が教えて下さいました。

 

しかし半年を過ぎたころから、少しずつ歩くのが辛くなったり

息苦しさを感じるようになり、ご自宅でお休みになることが多く

なったそうです。

 

そして、浅草に桜を見に行って水上バスに乗る!という

やることリストを叶えて、ほぼ全部のリストをクリアしたそうです。

 

そして、

『残りは、時がきたら引き出しから出して見てくれ』

と言われていたそうです。

 

 

その後に、ご自宅でご家族に見守られながら息を引き取られた

そうです。

 

 

そして、葬儀についてどうするかを相談しているときにお母様が、

『残りは、時がきたら引き出しから出して見てくれ』

という言葉を思い出し、引き出しを明けてみると封筒に手紙が入っていたそうです。

 

 

 

その手紙に書かれていたこと。

 

まずは、ご自身の葬儀は自宅でやって欲しいということだった

そうです。そこで、インターネットで『足立区 自宅葬』と

検索をしたところ

【東京自宅葬儀社 燈】に辿りついてくださったそうです。

 

その他にも、

『棺に入れる前に、着替えさせてほしい。』

とあって、着替えるものも指定してあったそうで、

納棺式の前に、お父様お気に入りの一張羅に

お着替えさせていただきました。

さらにそこには、

『人はよぶな!家族だけで見送ってくれ』

とも書いてあったそうです。

 

 

そして、最期に

『お母さんを頼むぞ!』

とも書いてあったそうです。そこには、お母様の性格なども書いてあり、まるでトリセツみたいだったそうです。

 

 

お母様はこのトリセツが本当に気に入ってるそうで、お父さんらしいと喜んでいらっしゃいました。

 

 

ちなみに、お父様はやることリストのほとんどを3ヶ月くらいで経験

したそうです。そして、いかに人間が時間を無駄に過ごしているかがよくわかったとも仰っていたそうです。

 

ご家族の皆様から教えて頂いたのですが、

*余命宣告を受けたこと

*やることリストを作成したこと

この2つによって、お父様の最期はとても輝いていたと仰っておりました。

 

『時間に限りがあると知った時に、全てのことが愛おしく思えた』

とも仰っていたそうです。

 

そして、その制限に対してポジティブな目標を掲げ

『全てが終わるまでは、絶対に生きてやる!』

 

そう覚悟を決めてからは、本当に力がみなぎっていたとご家族からお聞かせいただきました。

 

 

今回も最後までおよみいただきまして、本当にありがとうございます。

 

このご縁に心から“感謝”です。