足立区の東和で最愛の奥様を送り出すお手伝い。

自宅葬

足立区東和で最愛の奥様をあたたかく送り出すために、

『どうしても燈さんにお願いしたい』というありがたいお言葉を

いただきました。

 

 

奥様は、50代とお若くとても綺麗な方でした。

 

 

奥様は気丈にも、ご主人とご自身の葬儀についても話し合われて

いたそうです。とはいえ、生きることを諦めたことはなく、死は

誰にでも訪れるのだから、そのいつかに備えてということだった

そうです。

 

そして、インターネットで東京自宅葬儀社 燈のブログ

公式ホームページをお読みいただき、

『絶対にここがいい!』

と言ってくださったそうです。

 

 

葬儀は自宅で、ご両親様とご主人と二人の息子様の5人だけで

送り出してほしいとのことだったそうです。

 

 

ご主人からは、

『男だけが残されてしゃれたことはできないけど、

火葬の日までは、妻でいっぱいにしたいんだ。』

と言われておりました。

 

 

そこで、アルバムから想い出のお写真をたくさん抜き出して

お部屋のいろんな所に飾らせていただきました。

 

 

しかしご主人は納得がいかないようでした。

 

 

『俺の愛はこんなもんじゃねぇんだよな』

と言われたので、お写真を全部お預かりしてスキャン!

そして、A3サイズまで引き伸ばして部屋中に貼らせて

いただきました。

 

 

すると、

『これだよ、これ!これくらいパンチきいてなきゃ、伝わらねぇよ』

と言いながら、奥様の頬を撫でていらっしゃいました。

 

 

二人の息子様は、

『ママがここにいたら、恥ずかしいからやめてよって言ってるよ』

とお父様をからかうように言っておりました。

 

 

お柩の周りは、結婚式のような色合いで綺麗に飾って欲しいという

ご指示でしたので白をベースに淡いお色でまとめさせていただき

ました。

 

 

そして、お二人ともがお好きだったという

ミスターチルドレンの曲を奥様に聞こえるように流して

いらっしゃいました。

 

 

御出棺の前日まで、ご家族で本当にたくさんの想い出話を

されたそうです。お二人の馴れ初めやお付き合いしていたときの

お話など、息子様も初めて聞くお話がたくさんあったそうです。

 

 

 

出棺の当日、お蓋を閉じるときにご主人は大きな声で

『再婚なんか絶対しねえぞ!浮気しないで待ってろよ!』

と奥様に呼びかけていらっしゃいました。

 

 

後日、ご主人はこんなことも仰っておりました。

『俺ら夫婦くらいになると、死んだなんて思ってないんだよ。

正直、胸の中だか頭の中だか、わからないけどちゃんと生きてて

あれやれ、これやれ伝わってくるんだよ。生きてる時より大変

だよ』

 

 

私も、そんな夫婦になれるように頑張ろうと思いました。

 

 

自宅葬についてはこちら

 

 

今回も最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。

 

このご縁に心から“感謝”です。