足立区の大谷田で家族葬を沖縄っぽくというご依頼

自宅葬

足立区大谷田のご家族様から、家族葬をご自宅で行う際に沖縄っぽい雰囲気でお願いしたいというご依頼をいただきました。

 

 

 

故人様は、お若い頃に一度奥様と旅行で沖縄に行かれたのをきっかけに、人生の楽しみは沖縄に行くこと!と言って、お金を貯めてはご家族を連れて沖縄に行っていたそうです。

 

そこで、

『主人の葬儀は沖縄っぽくお願いします』

というご依頼になったわけです。

 

 

時期は6月だったので、お花屋さんにお願いをして、ハイビスカスとプルメリアをポイントで使わせていただき、それだけでも沖縄感がでました。

 

 

しかし、それだけではありません。なぜなら弊社スタッフは皆、沖縄好きか、沖縄出身なのです。

 

 

まずは、お線香を立てる香炉を沖縄の陶芸品にしました。

そして、お供えのお水は琉球ガラスのコップ。さらにお写真を飾るオブジェの台には昔ご家族で沖縄旅行に行かれた時に作ったという“シーサー”と“自作のろうそく”を飾らせていただきました。

 

 

そして、花飾りの横には弊社スタッフ愛用の“三線”をご用意。

 

 

テレビでは、沖縄の風景とともに波の音が流れるDVDが流れており足立区に沖縄ができあがった感じでした。

 

 

故人様は沖縄のスーパースター“BEGIN”の大ファンということで、BEGINの音楽も流れておりました。

 

 

お通夜や葬儀のお式は行わないということでしたが、ご家族皆様が三日三晩夜通しでご主人のそばにいらっしゃって、ものすごく温かい雰囲気でした。そして、そこではまるで故人様がそこにいらっしゃるかのように、話しかけたり、飲み物や食べ物を取り分けたりされておりました。

東京自宅葬儀社 燈のスタッフや親族も沖縄にいるため、急いでお願いして送ってもらった沖縄そばとその中に入れるソーキ(豚肉)、そして海ぶどうも間に合い、お通夜料理は沖縄っぽくすることができました。

 

 

ご主人は、そんなにお酒が強い訳でもないのに、いつも

『島酒!』

といって泡盛をお湯割りで飲んでいたそうです。

 

 

ご出棺の時、ご主人はとても気に入っていたという

“かりゆしウェア”と“島ぞうり”そして、沖縄で買った麦わら帽子を身につけていらっしゃいました。

 

そして、ご出棺のときにはご主人が大好きだったというBEGINさんの“心のインク”という曲をお柩のそばで流しておりました。

 

 

まだお若い頃にご両親を亡くされたそうで、この“心のインク”という曲にご両親を重ねていらっしゃったそうです。この曲の中には、『帰るたびに小さくなってゆく 母の背中よ』

『酒の酔いがずいぶん早くなった 父の島唄』という歌詞がありそのご両親に向けて

“元気でいるからと手紙に書く心のインクで”

“元気でいてくれと手紙に書く心のインクで”

という歌詞にグッときたそうで、酔っ払うとよく鼻歌を唄っていたそうです。

 

 

母親には、元気でいるから・・・

父親には、元気でいてくれ・・・

この書き分けがすごい!とよく仰っていたそうです。

 

 

今回も最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。

 

このご縁に心から“感謝”です。

 

 

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