葛飾区水元で家族葬のお手伝いをさせていただきました。

自宅葬

葛飾区の水元にお住まいの方のご葬儀をお手伝いして

参りました。

 

 

家族葬でお願いしますというお電話をいただきました。

 

 

そして、お打ち合わせをしていくと

・お坊さんはよばない

・家族だけで自宅から送り出しい

ということがご希望でした。

 

そして、色々なお話をお聞きしていると

故人様はお子様たちが小さい頃、そして、近年ではお孫様と

近くにある水元公園によく行かれていたそうです。

 

 

体を動かすことが大好きなご家族で、アスレチックをしたり

柔らかいボールで野球大会をしたりキャッチボールをしたり

サイクリングに行ったりと、毎週のように足を運ばれた

そうです。

 

 

そこで、奥様にご提案しました。

 

 

 

ご自宅で、お別れの時間を設けてお花や副葬品を

お入れしたら、御出棺となります。その時に早めに御出棺して、

水元公園に行きませんか?

 

 

すると奥様はそんなことしていいの?

できるなら絶対に行きたい!

と言って喜んでくださいました。

 

 

故人様はご自宅で2日間お守りいただきましたが、

故人様の周りにはたくさんのお供え物と

カラーバット、ボール、バドミントンのラケットも並べられて

おりました。

 

 

それを見て、いいなぁと思っていると

奥様が、

『出棺の日、水元公園に行くでしょ?もし目を覚まして、

野球やるぞ!って言われた時にないと、可愛そうな想いを

させちゃうから・・・』と仰いました。

 

 

周りにいらっしゃったお子様たちは、

『何いってんのよ、お母さん!』

と笑いながら、そして泣きながら故人様の周りに集まりました。

 

 

なんだかこの瞬間のあたたかい気持ちというか、想いが

故人様に確実に届いた気がしました。

 

 

そして、出棺の当日余裕をもって出発。

 

 

 

水元公園の周りをまわって、駐車場に入りご家族皆様で

故人様の元へ。

 

 

『お父さん!野球やろうよ。何寝てんのよ!』という

奥様の声で、お子様たちも肩を寄せ合って涙を流されておりました。

 

 

そして、車の扉を閉めるという時に

幼稚園に通うお孫様が、

『じぃちゃん、また野球やろうね』と声を掛けてくれました。

 

私も涙をこらえきれませんでした。

 

 

葬儀を始めた頃に、先輩に

『葬儀社の担当が泣いたらダメ!葬儀屋失格!』と言われました。

 

 

しかし、今まで何度もこらえきれずに泣いてきました。

 

葬儀の進行や、ご家族の気分を害するようではダメだとは

思いますが、やはり人知れず涙がでてしまうことはあります。

 

 

修行不足です。

 

 

表には出さずに、心で泣ける人間に成長したいです。

 

 

 

今回も最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。

このご縁に心から“感謝”です。