四ツ木斎場での家族葬
足立区にお住まいの方の家族葬を四ツ木斎場でお手伝いさせて
いただきました。
お打ち合わせの時点では、ご自宅からのお見送りを考えて
いらっしゃったのですが、親戚の方がコロナ禍にもかかわらず、
ご参列くださるということで四ツ木斎場でご葬儀を行う事に
なりました。
お亡くなりになられたのは、大黒柱のご主人。
奥様は、少しでも長くご自宅にいさせて欲しいということで
自宅葬をご希望されておりましたが、ご親戚が30名くらい
お越しになるということでお子様達に説得されるカタチで、
式場での葬儀になりました。
親戚の方は約30名。そこにご家族の15名が加わると45名前後に
なってしまうということで自宅での葬儀を断念されました。
やはり当初の見積りからは、だいぶ金額があがってしまいました。
式場を利用する分、使用料金が単純に22万円加算されます。
そして、これは選択となりますが式場となると間口が広くなるため、
祭壇を飾るお花の量を増やしたいということでしたので、その料金も
加算されます。
ということで、自宅葬でお考えいただいた費用よりは高くなって
しまいました。
お打ち合わせの中で、菩提寺はないということでしたので
無理に御式を行わなくても・・・というお話はさせていただいて
おりましたが、やはりお通夜とか葬儀・告別式というイメージが
強い様で一般的なやり方じゃないといけないという考えから抜けられ
ないと仰っておりました。
燈といたしまして、奥様とお話をしていた時点では、お通夜、
告別式といった形式ばったものは行わずに、自宅でご主人と
ゆっくり過ごして見送るというものでした。
ご自宅にいる時間が長いので、親戚の方が来て下さるということに
なっても分割してお別れに来て頂き、最後の送り出しは、お子様達と
奥様のご家族だけで送りたいというものでした。
親戚の方々にご説明をして頂いたのですが、なかなか理解をして
いただけず少し混乱を招いてしまったので、お子様達が奥様を
説得するようなカタチで式場でのご葬儀が決定いたしました。
最終的に、少しでも長くご自宅にということで1日葬という
カタチでお別れの当日までご主人にはご自宅でお休みいただき、
早朝にはなりましたが当日にご移動。
ご自宅には4日間いらっしゃったので、奥様は
『お父さんと、いっぱい一緒にいれてよかった』
と言ってくださいました。
ただ、葬儀が終わったときに奥様からは
『お父さんのことを一番想っているのは私で、その私が
こうしたいって思った通りに進まないのは嫌ね。』
と言われました。
親戚の方々は、結局来られないという方もおり気分がよくなかった
ということでした。
『私は、こういう経験をしたので他の方の葬儀の時には
供養の気持ちだけは忘れずに、あとは故人様を一番想う方の
意見には一切口を出さないということを心に決めたわ』
という貴重なご意見をいただきました。
今回も最後までお読みいただき本当にありがとうございました。
このご縁に心から“感謝”です。