涙の行き先【足立区 家族葬】
ご自宅での家族葬をお手伝いさせていただいた時のお話です。
葬儀が終わったあとに、法話というお話をしてくださるお坊さんがいらっしゃいます。
いつも、すごく勉強になる良いお話をしてくださる地元、足立区のお坊さんの法話の中でお聞きしたお話です。
そのご家族はお母様を亡くされて、見ているのも辛いほどご家族皆様が悲しんでおりました。
『涙の行き先ってご存知ですか?』
というお話の始まり方でした。
ご家族の皆様も私も
え!?と思いながら、そのお話に引き込まれました。
大切な方が亡くなられて、お骨になるまでの間は故人様の魂を浄化するのにすごく大切な役割を果たすそうなんです。
ご家族はもちろん、この世で“ご縁”をいただいた方々の涙というものは貴重で、その方がこの世で如何にあたたかな人生をおくられ、愛に包まれていたかということがわかるそうなんです。
しかし、四十九日に向けて少しずつその役割は減っていき四十九日を超えると逆に、その方が浄土に向かうのに重荷になってしまうというお話をされました。
ただし、悲しみだけの涙ではなくその中に、感謝や感動の想いのこもった涙であれば故人様のエネルギーにかわるそうです。
四十九日を超えると、その方を想って浮かべる笑顔や感謝の気持ちが大きな役割を果たす・・・
そんなお話でした。
そのお話をお聞きになった後のご家族の皆様のお顔は、明らかに変わったように思えました。
何かを前向きに捉えたような・・・
葬儀が終わった後のアフターフォローの時にお話を聞くことができたのですが、
『お坊さんのお話に救われました・・・。私達家族の悲しみも、四十九日に向けて少しずつカタチを変えて、安心して貰えるように頑張らなきゃって思えました』
そしてさらに付け加えてこんな言葉も頂くことができました。
以下はいただきました、お手紙の一部を掲載させていただきます。
『『燈さんにご葬儀をしてもらって本当に良かったです。お母さんのことをうまく表現してくれた“礼状”の作成から、想い出の写真探し・・・この数日はお母さんのことで頭の中も、家の中もいっぱいでした。
そのお陰で、思い切り悲しめましたし思い切り感謝の気持ちを伝えることもできました。そして、お坊さんのお話。全て、ご縁を紡いで絆にかえてくださったお陰です』
東京自宅葬儀社 燈のモットーは、
たくさんの想い出と感謝の気持ちでいっぱいの
“幸せなお葬式”です。
住み慣れたご自宅。安心できる、においや空気の中で本来あるべき葬儀のカタチでお見送りいただけますよう、お手伝いさせていただきます。
こちらのホームページにも自宅葬への想いが詰まっております。是非ご覧下さい。
今回も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございます。
このご縁に心から“感謝”です。