足立区中川での家族葬はご自宅で日本酒を飲みながら・・・
足立区中川で自宅葬のお手伝いをしてきました。
地元の知り合いからご紹介をいただき、東京自宅葬儀社燈に
お電話をして下さったそうです。
病院で息を引き取られて、お電話をいただきました。お帰り先はご自宅にしてほしいということでしたので、病院にお迎えにあがりその後にご自宅にご安置させていただきました。
そして、打ち合わせを始めさせていただきました。
まずは、どのようなご葬儀にしたいか・・・
そこで頂いたご意見は
①コロナの影響もあるので家族だけで送りたい。
②日本酒が好きだったので、日本酒をお供えしたい。
③特養の施設に入っているおばあちゃんにも会わせたい。
④お坊さんはよびたくない。
ということでした。
そこで、
『ご自宅でのご葬儀でよろしいですか?』
とお聞きすると、
『自宅で葬儀なんてできないでしょう・・・』
というお答えでした。
やはり、まだまだ自宅葬という選択肢がない方は多いのだなと
実感いたしました。
弊社が考える自宅葬は、今考えていらっしゃる①~④の条件を
全てクリアできます。むしろ、この条件をクリアするにはご自宅の方が良いと思います。とお伝えすると、本当に驚いた表情でした。
そして、おじいちゃんがお休みになっているお部屋にお花を飾ったりお線香をあげる準備をしたりすることも充分にできることをお伝えしました。
そして、式場使用料などがかからない分、総額でも費用が安くなることをお伝えすると冷静に色々とお考えくださり、ご家族満場一致でご自宅で葬儀をすることになりました。
お薦めの『燈プラン』をお選びいただき、お見積りをしましたが思っていた金額をはるかに下回る費用だったため、お花をプラスしたい!と言われたので、燈の特別祭壇をご提供させて
いただきました。
お部屋に余すところなく、想い出のお写真やお花を飾り、そのすぐ側にテーブルをご用意。そして、地元の酒屋さんでおじいちゃんのお好きだった日本酒を仕入れておいたので、それも飾らせていただきました。
夜は地元でお薦めの、中華屋さん。おじいちゃんも大好きだったそうで、地元繋がりで色々なお話もできました。そして、ご用意した日本酒をご家族皆様でおじいちゃんと一緒に飲んだそうです。
おばあちゃんも外出許可がでて、中華を一緒に
召し上がったそうです。
お孫さん達は、成人しておりますが日本酒は普段お飲みにならないそうですが、おじいちゃんがお好きだったお酒ということで飲んでみたところ美味しかったそうで、
『ありがとうございます!日本酒にめざめました!』
と言って下さいました。
お孫様がまだ小さかった頃、おじいちゃん、おばあちゃんと一緒に皆でこのお部屋でクリスマスパーティーやお誕生日会をやっていた頃を思い出して下さったそうです。
御出棺の前に、喪主様より
『こんなお葬式、思ってもみなかった。絶対におやじが笑って
るって確信できるもん。本当にありがとうございました。』
という本当に本当にありがたいお言葉を掛けていただきました。
闘病中や療養中は、昔の当たり前のことができないことが多いかと思います。例えば、よくたのんでいた出前を一緒にとか、お孫さんと過ごす時間などです。
そうした、当たり前の中から送り出すことが最もあたたかく、弊社の考える“幸せなお葬式”につながるのだと思います。
今回も最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。
このご縁に心から“感謝”です。