足立区で家族葬を行う方の割合
近年、家族葬というカタチを選ばれる方が増えておりますが東京都では一般葬と家族葬の割合がほぼ半々になったとお聞きしております。
各葬儀社のプランの分け方やデータの取り方で異なる点も多々ありますので、確実な情報ではありませんが、弊社におきましては7割以上の方が家族葬を選ばれます。
先日、足立区大谷田の方からご葬儀のご依頼をいただきました。
『家族葬にしたいんだけど、そうもいかないのよね』
そう言われたので、色々とお話をお聞かせいただきました。
すると、ご家族様とお隣のご家族のみでのご葬儀ということになりました。お隣さんとは50年近くのお付き合いで、お子様もお孫様も幼なじみ・・・
お互いの家にはしょっちゅうお泊まりにいくほどの仲だったそうです。
さらに、お子様達はお互いのお父さん、お母さんをパパ、ママと呼ぶほどのお付き合いということでした。
そうなると、もはや家族葬ですよね?
ご自宅に飾らせていただきましたお写真などを見ても、ほとんどのお写真がお互いのご家族が写っておりました。
要するに、家族葬とか一般葬とかというくくりはほとんど意味が無いということです。
故人様に対する想いが深く、あたたかく送り出すことにご協力いただける方のみが参列されるご葬儀はまさに家族葬です。
そう考えると、弊社が推奨するご葬儀は家族葬だと思います。
そして、ご家族様もお隣のご家族様も御供花をだしたい!というご意向でした。
そこで、供花の並べる順番を決めることになりました。
葬儀の習慣としては、故人様との関係により順位を決めて順番に並べることが多いのが事実です。
しかし、この二家族にはそんな習慣はどうでも良かったのです。
結局、祭壇の近くに生花を出していただける方々の好きな所に飾らせていただくことに決まりました。
もちろん祭壇の飾り方も工夫させていただきましたが、好きな所に生花を飾るという提案を本当に喜んでくださいました。
家族葬であれば、生花の並び方も然り、その他様々なことがご家族様のやりたいようにすすめることができるのが良い点です。
大切な方をお見送りする大切なセレモニーです。
誰かに気を遣って・・・とか、習慣通りじゃないと・・・といった他の目を気にするのではなく、ご家族の望むカタチで送り出す事が後悔のないご葬儀に繋がると信じております。
今回も最後までお読みいただきまして、本当にありがとうございました。
このご縁に心から“感謝”です。