海洋散骨の模擬体験をしてきました!【足立区 葬儀】

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先日の海洋散骨の体験の続きです。時間が大分あいてしまい、申し訳ありません。

 

実際に乗り込んだ船は、30名くらいの方が余裕をもって座れるくらいの大きさの船でした。  

 

イメージとしては、水上バスくらいの大きさの船です。中にはテーブルと椅子がセットされておりました。

 

まずはじめに、散骨の仕方について係りの方が説明をしてくれました。

 

実際の散骨のときもそうですが、お骨は水溶性の紙でできた袋にいれて海に散骨いたします。

 

今回は、粉末状のカルシウムを使用しての散骨体験ということでした。

 

港を出て約30分ほどで、散骨のポイントに船が到着すると上のデッキに移動となりました。

 

台風の影響で多少の揺れはありましたが、立っていられないほどではなく皆さん周りの手すりにつかまって係りの方のお話を聞いておりました。

 

本番さながらに、司会進行されました。

鐘が鳴り黙祷を捧げます。

その後、紙の容器が配られました。そして司会の方に声をかけられ、皆様、一斉にお骨を海にお返しします。

 

水面に紙の容器が一度浮きました。そして、しばらくすると容器が溶けて、中の粉末のお骨(今回はカルシウム)が海に広がり、ゆっくりと見えなくなっていきました。

 

そして、係りの方からバスケットに入ったお花を渡されました。茎のついていないもぎ花が入っておりました。そのお花を散骨したあたりにまきました。色とりどりのお花が水面に広がりすごくきれいでした。

 

残念だったのは、やはり海の色でした。小雨が降っていたこともあり海の色は茶色でした。晴れていたらもっと印象は違っていたように思います。

 

散骨をする海は、選ぶことができるそうで東京、千葉、神奈川、静岡の海から選ぶことができます。また、沖縄の海がいい!という方にはご紹介することもできます。

 

 

ご葬儀を終えた後、お遺骨の行き先に困っている方がたくさんいらっしゃいます。

 

 

一昔前は、どこかのお寺の墓所や霊園でお墓を購入するという方がほとんどでした。しかし、そのカタチも変化しご供養の仕方も多様化しております。

 

 

納骨堂や合葬墓、合祀についで樹木葬や海洋散骨。

そして、最近ではお骨をご自宅にご安置するという方も増えてきております。

 

 

弊社は、自宅葬を推奨しております。

長年住み慣れたご自宅での葬儀をご希望される方の中には、在宅での看護をされている方も多く、とにかくご自宅が好きだったというお話もたくさん耳にします。

 

たくさんの想いのこもった“自宅”

その場所にお骨をご安置するという考え方も良いなぁと思います。

 

今まで当たり前と思っていたことを考え直してみるということも大切だと思います。

 

 

特に、葬儀や供養というものは古くからの風習などが多く、その風習が始まった時代では考えられないほど世界は変わっていると思います。

 

 

現代のカタチに変えた供養の仕方があって当然だと思います。

心を込めて、色々なことを考えていきたいと思います。

 

次回は、散骨の感想や考えさせられたことについて書かせていただきます。

 

 

今回も最後までお読みいただきまして本当にありがとうございます。

このご縁に心から“感謝”です。